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僕は絵を描く

僕は覚せい剤を憎んでる。
中学の頃、僕を助けてくれた友人が
僕を忘れた。友人はもう会えない顔になった。
友人は僕のくだらない夢にも耳を傾けた。
でも今はどこにいるか知らない。
暴力や虐待、その友人はあのころの僕をよく理解してくれた。

盗んだバイクで何とかじゃないけど
何かを盗んだり、僕は吸えなかったけどタバコや酒をしたりする
悪さをする友人に強く憧れた。

僕は普通の人とは違う生活の中にいたことを知っていた。
毎日、暴力の世界や憎しみに浸かった世界にいた。
友人は僕を連れ出したのだと思う。
「中学生日記」を見て
この主人公のように知らない世界に連れて行って欲しいと。
僕が勝手に作った隔離された部屋の壁を壊して欲しいのだと。

友人は壊してくれた。
僕にとっての「ウサギ」だった。
その頃、初めてヒップホップに出会った。
友人は中学生のDJだった。
タバコの煙が漂う部屋を思い出す。

今では僕は色んな世界に案内する「ウサギ」になれたと思う。
心弱くなっている人がいれば傍にいようと思う。

強くない僕だけど。それが大事だ。
僕の作品はそういう願いがこもってる。

大事な人が一人、覚せい剤で死んだ。

親父だ。
昔の回しうちのせいだという。
僕の知らない親父はヤクザだった。

暴力の怖さ、殺される怖さ、寂しさ、絶望感
子供の頃にすべて経験した。

それでもたまに見せる親の優しさに
愛を感じていたんだろうな。

憎んでいたけど愛していたこの感情に
悩まされ、誰にも理解はされなかった。
これはほんとに苦しかった。

でも、親父の解剖結果を聞きながら
体がボロボロになるまで一生懸命働いて
普通の人じゃ耐えられないくらいの痛みに
勝ちながら笑っていたのは
僕らの家族の幸せを願っていたからだと思う。

僕は親父を愛せた。
でもな、心残りが一つある。
親父の絵をかけなかった。

その体がボロボロになるまで働いて稼いだお金。
僕はそのお金で個展をしたい。
父は言った。
みんなを幸せにしなさい。それで夢を追いなさいって。
一つじゃダメなことを教わってきた。
だから絵も音楽も仕事も家族も大切な人へも
すべてやり遂げるよ。

初めて父が僕の背中を押してくれたんだ。
だからこの夢、成功させるさ。念願の個展な。

だから個展に向けて

中学時代に僕を救ってくれた賢人
親父

この二人の絵を描きます。

すべて大切にしなきゃな。




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2007.02.24 | | Comments(2) | Trackback(0) | ART & MUSIC

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